入江泰吉と歩く大和路仏像巡礼本ダウンロード
入江泰吉と歩く大和路仏像巡礼
によって 田中 昭三
3.8 5つ星のうち(3人の読者)
入江泰吉と歩く大和路仏像巡礼本ダウンロード - 内容(「BOOK」データベースより)合掌する指先の軽み、邪神を追い払う憤怒の相、鮮やかな彩色で目を射る迫真の彫像群―。巨匠・入江泰吉の名作を厳選した仏像50選。奈良の代表的な仏像を網羅したハンディーな仏像ガイド決定版。著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)田中/昭三 1943年和歌山市生まれ。京都大学文学部卒業。書籍の企画・編集者を経て、現在は仏教や庭園をテーマにフリーで取材・執筆活動を行う 入江/泰吉 1905年奈良市生れ。戦後奈良一円の仏像、寺院、風景を撮りつづける。毎日出版文化賞、文部大臣賞、奈良県文化賞、菊池寛賞ほか多数受賞。78年勲四等瑞宝章受章。92年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
入江泰吉と歩く大和路仏像巡礼の詳細
本のタイトル : 入江泰吉と歩く大和路仏像巡礼
作者 : 田中 昭三
ISBN-10 : 4863100051
発売日 : 2007/9/1
カテゴリ : 本
ファイル名 : 入江泰吉と歩く大和路仏像巡礼.pdf
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以下は、入江泰吉と歩く大和路仏像巡礼に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
出張中の名古屋駅のキオスクで購入した。ローカル線でのんびり岐阜県を行きながらゆっくり読んだ。僕にとって入江という写真家は特別な方である。もちろん僕以外の人でも同じ想いの方も非常に多いとは思うのだが。中学の頃に和辻哲郎の「古寺巡礼」に魅せられて奈良が好きになった。中学の卒業旅行でも一人で奈良を旅行して以来奈良を訪れた回数も十回を超えているはずだ。同時に奈良を扱った本も読んだ。「大和古寺風物誌」「大和路信濃路」「早春の旅」などは今でも時折読んでいる。入江もそんな僕の奈良好みの中に位置していることは言うまでも無い。入江は風景の写真が有名だが今回本書で仏像写真をじっくりと見る機会を得た。選り抜いた写真ばかりなのでどの写真も美しいし第一以前見たことがある写真ばかりである。見ていると日本の仏像の持つ美が実に良く分かる。東南アジアの仏像を見る機会にも比較的恵まれた僕にしてやはり日本の仏像が一番美学的に美しいと思うのは日本人の贔屓目だけではないと思うのだ。こういう写真家は今は居ない。古い写真といえば古いのかもしれないが見ていて感じる美学は既に時空を超えはじめている。僕はそう思う。
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