戦争の罪を問う (平凡社ライブラリー) mobiダウンロード

戦争の罪を問う (平凡社ライブラリー)

によって カール ヤスパース


4.9 5つ星のうち(6人の読者)

戦争の罪を問う (平凡社ライブラリー) mobiダウンロード - 内容(「BOOK」データベースより) 第二次大戦のドイツ敗戦直後、実存哲学の雄ヤスパースが、ドイツ国民は、自らの戦争の罪をいかに問い、裁き、そして償うべきかを、冷静にかつヒューマンに語りかけた哲学的戦争責任論の記念碑的名著。 内容(「MARC」データベースより) 第二次世界大戦のドイツ敗戦直後、実存哲学の雄ヤスパースが、ドイツ国民に向け、自らの戦争の罪をいかに問い、裁き、そして償うべきかを語りかけた哲学的戦争責任論。「ヤスパース選集 10 責罪論」改題。

戦争の罪を問う (平凡社ライブラリー)の詳細

本のタイトル : 戦争の罪を問う (平凡社ライブラリー)
作者 : カール ヤスパース
ISBN-10 : 4582762565
発売日 : 1998/8/1
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 19.64 (現在のサーバー速度は27.11 Mbpsです
以下は、戦争の罪を問う (平凡社ライブラリー)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
8月15日という日は、当然ながら私たち日本人にとって特別な日であることは言うまでもない。こうした日に、20世紀における実存哲学の泰斗、カール・ヤスパース(Karl Theodor Jaspers,1883‾1969)の『責罪論(戦争の罪を問う)』を静かに読み返してみるのも悪くはないだろう。本書は1945年から46年にかけてドイツ・ハイデルベルク大学の冬学期で行った連続講義の内容をベースに、「戦争の罪の問題」などについて論述したもので、含意をあまり理解されず、当時としては様々な議論を巻き起こし、非難も受けたらしい。この著作などが原因で、ヤスパースは1948年、スイスのバーゼル大学に移った訳だけれども、「西尾幹二が指摘したように、ヴァイツゼッカーなどの、その後の戦争責任論の方向を定めた書物であった」(佐伯啓思『現代民主主義の病理』p.120)ことは間違いのないところだろう。そして、佐伯教授のいう結果論ではあるかもしれないが、ポイントとして「ヤスパースの議論は、責任問題は基本的に個人のものであるとして、集団としてのドイツの罪を問われないような論理の道筋をたてた」(同pp.120‾121)ことにあるようだ。確かに、日本でも評判の高いヴァイツゼッカー元大統領の「荒れ野の40年」(1985年)の演説等を見ると、「国家・民族=集団」の「罪(責任)」は、結局「個人(自己)」に帰着する、といった思念が行間から読み取れる。ヤスパースは、この書物の中で「罪(責任)」というものを、「刑法上の罪」「政治上の罪」「道徳上の罪」「形而上的な罪」の4つの類型に弁別している。それぞれの内容は、直接当書を読んでもらうとして、それらの「引き受け手」が全て「個人(公民)」にあり、この点こそ「戦争責任」論の要諦と思われてならない。

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