神道の美術 (コロナ・ブックス) pdf無料ダウンロード

神道の美術 (コロナ・ブックス)

によって 加藤 健司


4.1 5つ星のうち(2人の読者)

神道の美術 (コロナ・ブックス) pdf無料ダウンロード - 内容紹介神仏習合により日本の神にはかたちが与えられた。神そのものを表わした絵画や彫刻を筆頭に平易に解説、日本人の捉えた神の姿に迫る。内容(「BOOK」データベースより)姿なきこと、影であること、自然から現われること―。日本人がこころに描く神のかたち。

神道の美術 (コロナ・ブックス)の詳細

本のタイトル : 神道の美術 (コロナ・ブックス)
作者 : 加藤 健司
ISBN-10 : 4582634745
発売日 : 2012/12/19
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 29.42 (現在のサーバー速度は24.74 Mbpsです
以下は、神道の美術 (コロナ・ブックス)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
仏教美術に比べて神道の美術は些か印象が薄く、ともすれば両者の区別が難しく思えてしまう事さえある。それもその筈、日本の神は古来より樹木や岩等の自然物に宿るとされ、姿の無いものとされて来たのだ。それが神仏習合に依って人に近い姿を得る事になり、仏教文化の影響を強く受けながら神の表現は急速に発展したのである。こうした事から神道美術がまるで仏教美術の付属のような印象を受けてしまうのも当然の成り行きなのであろう。だが、神道の美術は存在しないのかと言えば答えは否である。本書はこうした神道美術を多数の図版や写真によって解り易く平易に解説してくれている。本書に掲載されている作品は一見仏教美術と勘違いしてしまいそうなものを多く含むが、そこに表現されているのは明らかに「仏」ではなく「神」であり、仏教の影響を受けながらも「神」として表現された作品を改めて確認する事が出来る。例えば立木の根の部分を残し、樹木に宿る神を具象化した白山姫神社の白山女神立像等は、所謂アニミズム的な要素を色濃く残しており、日本古来の神への信仰が伺われる作品として注目に値するし、或いは東北・関東地方で発達した鉈彫りによる神像彫刻は素朴ながらも御神木から神が出現するという概念を大胆に表現している。勿論、こうした像は仏教美術にも存在するので比較して考察してみると中々面白いであろう。尚、本書の後半では神社の建築、境内や祭具の概略が纏められている。更には祭りで神に供される御馳走の写真等も掲載されており、普段は余り目にする機会がなかっただけに興味深かった。但し、僅か120頁程度の薄い書籍で、然も図版や写真の掲載が多いという事は、それだけ内容が浅薄になってしまっているという事でもあり、その点が少々残念である。特に、何を以ってして「美術」と定義するかにも依るが、彫刻・絵画・工芸等の所謂「造形美術」という事に限定して言うなれば若干物足りなさを感じてしまう方もいるのではなかろうか。私個人としては「目で見て楽しめる」という点を評価したいと思うし、今まで知らなかった祭具等に関する知識を得る事が出来たのでそれなりに満足はしたが、神道の造形美術に焦点を絞っている方にはやや不十分かもしれず、こうした点に於いては自分の興味の対象を充分に検討したうえで購入される事をお勧めしたいと思う。

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