コミュニケーション力を引き出す 演劇ワークショップのすすめ (PHP新書) epubダウンロード

コミュニケーション力を引き出す 演劇ワークショップのすすめ (PHP新書)

によって 平田 オリザ


4.7 5つ星のうち(5人の読者)

コミュニケーション力を引き出す 演劇ワークショップのすすめ (PHP新書) epubダウンロード - 内容紹介 ほんとうのコミュニケーション力とは、その場の空気を読む力などではなく、お互いの差異を摺(す)り合わせる能力のことだ。演劇は2500年間、人間がもともと持っているそのようなコミュニケーション力を引き出してきた。祭りの際に演劇が上演されたのは、演劇に地域のコミュニティーを形成する力があったためである。この「演劇の力」を現代に合う形で活用する「演劇ワークショップ」の理論と理念を、現代演劇の旗手平田オリザが平易に語る。そして全国的にも珍しい「プロ劇団」の代表である蓮行が、そのプロセスを解説。ある企業における演劇ワークショップの模様をドラマチックに解説する。さらに、世界中から注目を集めているフィンランドの教育メソッドにも演劇が取り入れられているといった興味深い事例や、「あくび卵発声」などの具体的なノウハウも満載。ビジネスパーソン、教員、そしてこれからの日本を動かす政治家、官僚も必読の一冊。 内容(「BOOK」データベースより) ほんとうのコミュニケーション力とは、その場の空気を読む力などではなく、お互いの差異を摺り合わせる能力のことだ。その力を根本から訓練する「演劇ワークショップ」の理論と理念を、現代演劇の旗手平田オリザが平易に語る。そして全国的にも珍しい「プロ劇団」の代表である蓮行が、そのプロセスをドラマチックに開陳する。さらに、世界中から注目を集めているフィンランドの教育メソッドにも演劇が取り入れられているといった興味深い事例や、「あくび卵発声」などの具体的なノウハウも満載。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 平田/オリザ 劇作家・演出家・青年団主宰。大阪大学コミュニケーションデザイン・センター教授。1962年東京生まれ。国際基督教大学教養学部卒。1995年、『東京ノート』で岸田國士戯曲賞受賞。2002年、作・演出をつとめた『その河をこえて、五月』が朝日舞台芸術賞グランプリ受賞 蓮行 劇作家・演出家・劇団衛星代表。岡山県立大学非常勤講師、同志社大学嘱託講師。1973年愛知生まれ。京都大学経済学部卒。企業、学校などで演劇ワークショップを精力的に開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る

コミュニケーション力を引き出す 演劇ワークショップのすすめ (PHP新書)の詳細

本のタイトル : コミュニケーション力を引き出す 演劇ワークショップのすすめ (PHP新書)
作者 : 平田 オリザ
ISBN-10 : 456977105X
発売日 : 2009/8/17
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 21.17 (現在のサーバー速度は21.76 Mbpsです
以下は コミュニケーション力を引き出す 演劇ワークショップのすすめ (PHP新書) の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
演劇力のゆたかな可能性にびっくりしました。平田オリザ氏の強靱な演劇理論にひかれていたので購入しましたが、手にしてみると、もうひとりの若手の演劇家、蓮行氏との共著で、実際の演劇ワークショップがどのようなものか、また企業研修などでどのような面で力を発揮するかに関しては、蓮行氏の書いた四つの章の具体例がじつにおもしろいものでした。演劇ワークショップというと、いろいろな役割を演じることで自分を解放する心理セラピーのような面を予想していましたが、それはほんの一部であり、まず身体への気づきを通じて、表現力を豊かにすることから始まります。姿勢、発声、相手の名を呼んで返事をきいてから、ボールを投げる、などの基礎訓練から、ペンギン用の靴など「とっぴょうしもないプレゼン」のシナリオを作らせる、実際の企業セミナーのようすをことこまかに書いた2章が圧巻でした。演劇ワークショップ一般についての章のほか、子供に対するワークショップ、海外ではほとんどの大学に演劇科がある状況など、さまざまな切り口から、演劇のもつ力を明かしてゆきます。文学の一ジャンルとしかとらえていなかった演劇でしたが、「演じる」ということの意味、演じることによる自己規定の多様化、セリフを発音するだけでなく(それにも強調のこつがあります)暗黙情報を伝える全身表現力、他人に印象づけるための演出力など、すべてのビジネス現場、あるいは教育の場や日常に役立つことばかりでした。あちこちにちりばめられたヒント、たとえば新人や子供に意見を言わせたいときには、「○○の立場だったらどう思うか」と役柄を演じさせたほうが、ずっとのびのびと発言できるとか、ディスカッションよりもディスカッション劇のほうが、緊張やリスクがないぶん、かえって深い議論ができるなど、演劇の奥深さを感じました。自分でできるワークショップの章もあります。日常を「深く演じる」ことを通じて、自由になってゆくことをやってみたいと思います。《付記》コーチングの石井宏之氏の本にも「Fake it」というタイトルのものがありますが、Fakeすなわち「ふりをする」「演じる」ことは、自分をごまかすのではなく、別の自分を実現する力があるのだと改めて思い当たりました。

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